盆栽の樹形を知ろう!

盆栽の形はある程度自由ですが、綺麗にみせるための型があります。

それは樹形と呼ばれ、盆栽の容姿を説明する際にも使われます。

模様木(もようぎ)

三角形の形を作り、樹種を問わず最も多く見られるポピュラーな樹形です。

直幹(ちょっかん)

幹がまっすぐに伸びた樹形です。

杉などに多く、幹肌の見せ方が重要になります。

斜幹(しゃかん)

読んで字のごとく、幹が斜めに立ち上がっている樹形です。

激しい風雨の中、生きる姿を連想させる樹形です。

文人(ぶんじん)

細幹で枝が上のほうにある樹形です。

おしゃれな盆栽が多い樹形です。

懸崖・半懸崖(けんがい・はんけんがい)

樹の先端部分が鉢縁よりも下にある樹形です。

断崖絶壁にしがみつくように生きる樹を表現したもので、松柏類に多い樹形です。

鉢底より上に幹や枝があるものを半懸崖、下にあるものを懸崖といいます。

石付き(いしつき)

根や幹に石を絡ませた樹形です。

苗木のころから少しずつ根を絡ませて創っていくため、形になるまでかなりの時間を要します。

また、ある程度形になった後も幹や根を太らせると石の見え方が変わってしまうため、培養中も太らせすぎないように注意が必要です。

吹き流し(ふきながし)

厳しい自然の中、激しい風に吹かれたように幹や枝を一方向に流したイメージの樹形です。

幹と枝を一方向に流している為、中国の水墨画で描かれている様な盆栽が多いです。

双幹(そうかん)

株の根元より二本の幹が出ている樹形です。

自然界ではよくみられる樹形なので、盆栽になっているものも山など自然から採取したものが多いです。

バランスがとても重要になります。

寄せ植え(よせうえ)

浅い鉢に複数の幹を寄せて植える樹形です。

その姿はまるで小さな森であり、奥行きが重要になります。

株立ち(かぶだち)

一つの株から複数の幹が立ち上がっている樹形です。

主に3本以上のものを指すことが多いです。

まとめ

上で挙げた樹形はポピュラーなものですが、まだまだ樹形には多くの種類があります。

自分が好きな樹形や持っている盆栽の形を伝える際、樹形を伝えるのが一番です。

また、鉢選びの際にも樹形を知っていることで、ある程度、合う鉢を絞ることができますので、基本的な樹形だけでも覚えておきましょう。

画像リンク元:写真AC様