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消毒を始めよう【アブラムシ・カイガラムシ退治】

すっかり暖かくなって虫達の活動も活発になってきましたね そこで困るのが盆栽に集る「害虫」です。   盆栽に集る主な害虫はこちらを御覧ください。   春先は特に雑木にアブラムシやカイガラムシが集りやすいです。 我が家でも野梅と紅葉にアブラムシとカイガラムシがいるのを確認しました・・。   さてどうやって駆除するかというと、アブラムシに関してはスプレータイプの殺虫剤が お手軽でおすすめです。 http://amzn.to/1qNXgYr   これを害虫にかかるように裏側からもしっかり散布します。 散布後すぐに死ぬわけではないので、しばらく(数時間程度)時間をおき、死んでいるか 確認してみましょう!下に落ちているのですぐわかるはずです。   アブラムシは繁殖力が強く、成長し羽が生えると他の樹にも移動します。 早めに駆除し、他の樹に虫害が出るのを防ぎましょう!   アブラムシは比較的薬品が効き易いので、苦労することは少ないかと思いますが、 問題は「カイガラムシ」です。   その名の通り硬い殻に覆われており、消毒しても効きにくいです。 対処法としては薬品ではなくズバリ物理です。   ちょっと気持ちが悪いですが、ピンセット等でプチッと潰しましょう! これが一番効果的で確実です。動きまわるわけではないので 潰すのは難しくないと思います。   カイガラムシを潰したら白い小さい粒が周囲についていないか確認しましょう! もし発見したらそれはカイガラムシの卵なので排除しましょう。 ブラシ等でこすると簡単に落とすことが出来ます。   冬場のごく短い期間にしか散布できませんが、石灰硫黄合剤を使用すると 春先の害虫発生率がグンと下がるそうです。 ただしかなり強い薬品なので使用法には十分ご注意下さい。 石灰硫黄合剤の使用法について簡単にまとめましたのでそちらもご覧ください。 休眠期は石灰硫黄合剤で消毒!   これから梅雨にかけ害虫や病気も増えてきます。 定期的に殺菌・消毒を行い樹を保護するようにしましょう!    

室だしのタイミング

今年は暖冬で暖かく、室入れが例年よりずっと遅かったですが そろそろ室出しの時期が来ました。 相変わらず日中は暖かいですが、朝晩は冷え込む日が続いています。 室出しで気を付けなければいけないのは霜に当たることです。   この時期、ある日急に冷え込み、遅霜が降りることがあります。 せっかく芽が動いていても遅霜に当たると芽が止まり、そのまま芽が枯れてしまいます。 その為、日中暖かくても朝晩冷え込んでいる内は基本室出しはできません。   南関東では3月中旬の室出しを予定していますが、あとは予報を見ながらの 作業になります。   心配な方は日中は外に出しておき、夜間は取り込んでおくと良いと思います。 早く0度まで下がらない日が続き春がくるといいですね。

休眠期は石灰硫黄合剤で消毒!

盆栽の管理において、石灰硫黄合剤には「消毒」と松柏類の神や舎利を「化粧(白く)」する役割があります。 今回は本来の使用法である消毒について触れたいと思います。 化粧についてはこちらを御覧ください。 石灰硫黄合剤を消毒に使うためには時期が限られます。 ・・というのも石灰硫黄合剤は強力な薬剤の為、樹が活動している時期には使えないのです。 つまり休眠期の中でも1月から2月しか使えません 石灰硫黄合剤の注意点です。 wikipediaより ——————————————————————— 一般的な農薬とやや性質が異なり、次のような点に注意を要する。 強アルカリ性のため皮膚を侵す。皮膚に付着した場合は直ちに水でよく洗い落とす。眼に入った場合は、直ちによく水洗した後、眼科を受診するべきである。濃度にもよるが適切な処置をしないと、最悪、化学熱傷のため植皮術が必要となったり、失明に至ることもある。 強アルカリ性のため本剤を扱えない噴霧機がある。噴霧機の説明書を確認する必要がある。 相当の悪臭がするので散布時間、散布場所に配慮が必要。 薬害が出やすいので、説明書をよく読み、希釈濃度や対象植物等を守ること。特に高温時の散布は薬害が出やすい。 酸性物質と混合すると有毒ガスの硫化水素を発生するので非常に危険である。 古くからある農薬で、正しく使う限り、安全性は比較的高いとされる。 ——————————————————————— とあるように使用法には注意が必要ですが、正しく使えば便利な薬剤です。 他にも散布後は葉や幹が白くなってしまうので薬剤が落ちるまでは展示会などに出品できない(見栄えが悪くなる)ので注意して下さい。   散布方法は、薄めた液を霧吹き等で散布する方法や薄めた液に逆さまにして漬ける方法があります。   霧吹き等で散布する場合 10倍~15倍に薄めた硫黄合剤を霧吹き等に入れ、散布します。 ~注意点~ ・薬剤がついた所が白くなってしまうので、鉢につかないようにタオルなどでカバーする。 ・狭い室内などは避け、広い場所で散布するようにする。   葉っぱだけでなく枝や幹にも薬剤が掛けるようにして下さい。 散布後は風通しの良い所に置きしっかりと乾かします。   直接薬剤に浸す場合 10倍~20倍に薄めた硫黄合剤を容器に入れ、盆栽を逆さまにし鉢のギリギリまで浸かるようにする。         散布後は鉢に薬剤が垂れないように角度に注意し、 風通しの良い所に置きしっかりと乾かします。   これで薬害や虫害がかなり抑えられると思います。

室入れ第二段階

今年は暖冬ですね。 例年通りならとっくに室入れが終わっている頃ですが、これだけ暖かいと 樹が休眠せず室入れを躊躇している方も多いのではないでしょうか?   管理人が住んでいる地域も朝・夕は冷え込みますが、なかなか氷が張るまではいかず 雑木の室入れのタイミングをうかがっていました。   やっと今朝方に鉢の中が凍るくらい冷え込みましたので、小品・貴風の雑木を室入れしました。 同じタイミングで展示会で使う草物も取り込みました。 ただ今思うと草物は松柏類と同じタイミングでよかったですね。   残るは雑木の中品以上になりますが、気温によっては取り込まない可能性もあります。 この気温だといつになるか予想も難しいですね・・。

室入れ第一段階

朝方寒くなり霜が降りる様になりました。 しかし日中はまだ暖かく通常まだ室入れには早いです。 盆栽にちゃんと冬を認識させ、休眠させなければなりません。   もし休眠していない状態で室入れすると芽が吹いてしまい、 人間が体内時計が狂うように盆栽も狂ってしまいます。 しっかりと休眠させてから室入れしましょう。   ただし今年植え替えた松柏や弱っている樹は別です。 まだ十分に根が張っていない樹や弱っている樹は過酷な環境には対応できません。   まとめ ・雑木は芽吹きの関係でしっかりと休眠されてから室入れ ・植え替えたばかりの松柏(中品以下)は霜が降りたら室入れOK ・弱っている樹は早めに室入れ   室入れは湿度と室温に注意して下さい。 湿度は適度に、室温は0度以上10度以下位で管理して下さい。  

紅葉後のもみじの葉を取る

紅葉を楽しんだ後はモミジの葉をとりましょう。 モミジは枝が折れやすいので注意して下さい。 作業前のモミジ 見事な紅葉で、十分楽しませてもらいました。   古葉を取ります 手で引っ張れば葉は簡単に取れますが、その際新芽を傷つけないように注意して下さい。 中央にあるのが新芽です。 簡単に取れない場合、根元の方向に折るように曲げると取りやすいです。 茎の部分は残してもしばらくすると落ちますので、大変でしたら全て取りきらなくても大丈夫です。 取り終わりました! 葉を全て取り終わりました!葉が落ちた姿はまた別の魅力がありますね。 ただこれで作業終了ではありません。 洗浄しよう! 葉を全て落とし終えたら、幹をブラシ等で掃除しましょう! 葉がなくなって幹が見えやすくなった分、汚れが目立つ様になります。 コケが上がってきていたり、泥などの汚れが付いていたらブラシで落としましょう。 動力噴霧器等を使う場合、枝に気をつけて下さい。細い枝は簡単に折れます。 最後水で流して作業終了です。 番外編 梅の葉も取りました! 梅は花も綺麗ですが、葉が落ちたこの時期の姿もいいですね。 シャリと水吸いの白と黒のコントラストがとても綺麗で 個人的に好きな樹種です。 野梅や緋梅等、梅だけでもかなりの種類や品種があり、 梅だけを集めている愛好家さんもいらっしゃいますね