肥料をあげよう!

盆栽は鉢という限られた空間で生きている為、人の手で管理しなければ枯れてしまいます。

水やりは勿論ですが、土に栄養を与えなければなりません。

何故かというと、盆栽で使用する土には栄養がほとんど含まれていません

そのため、水をやっているだけでは栄養不足で弱ってしまいます。

では畑などの土と入れ替えよう→NGです

詳しくは植え替えで説明しますが、盆栽用の土は水はけを管理できるようダマになっています。

通常の土は水をやると泥状になってしまい、乾きにくかったり、水が中まで入っていきにくいため、盆栽の管理には向きません。

では本題に戻ります。

肥料の種類

有機肥料や科学肥料などたくさんの肥料がありますが、今回は多くの盆栽園でも使用されている玉肥を紹介します。

小粒タイプ

中品未満の盆栽に使用します。

JOYアグリス マルタ 玉肥(小粒) 500g

大粒タイプ

中品以上の盆栽で使用します。

JOYアグリス マルタ 玉肥(大粒) 500g

大容量タイプ

のせる時期・回数は?

目安は4~6月頃9月半ば~12月上旬頃です。

真夏と真冬は盆栽が休眠期に入っているため肥料を与える必要はありません。

乗せる回数としては4月に一回、6月に肥料を全て取り除き、9月半ばに再びのせ、12月頃取り除けばいいと思います。

※黒松は肥料を一年中肥料をのせておいても大丈夫です。

置き方は?

鉢のフチにそって10cm程の間隔でおきます。

鉢の大きさによって変わりますが、小品で4個、貴風で6個位が目安です。
こんな感じです
hiryo.jpg
正面は立ち上がり(根本)を隠さないように開けておき、そこから10cm間隔で配置します。
※黒松はこの1.5倍程の量を置いて下さい

置く際の注意

基本的に直置きで構いませんが、水やり時に落ちてしまったり、コケが汚れてしまうので気になる方は、プチドームを使用して下さい。
管理人も使用しています。

栄養剤を使おう

盆栽に元気をつけさせるためや芽吹きを促進したい場合、補助的に栄養剤を使うと大変有効です。

いくつか種類はありますが、当サイトでは「HB-101」をおすすめします。

天然植物活力液「HB-101」

HBー101は盆栽園でも使用されているもので、プロも御用達です。

使い方は液を1000倍に薄め、霧吹きに入れます。
そして元気をつけたい枝や、芽を吹かせたい枝に2~3回吹きかけます。

頻度は一日に2回、朝と夕方で十分です。

冬場に春先に花を咲かせたい盆栽にHBー101を散布しておき、春に芽を吹かせるという使い方もします。

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