消毒をしよう!

syodoku
盆栽は何もしないと病気になったり、虫がついたりします。

そのままにしておくと弱り、最悪枯れてしまいます。

その為、定期的に殺菌・殺虫が必要になります。

 

どんな害が?

虫による害や、菌による害があります。

具体的な例をあげます

 

虫害の例

アブラムシ

aburamusi

出典元:ガーデニング初心者

主に花の元に付きます。アブラムシがつくと花が弱り、しぼんでしまいます。
またフンはすす病の原因になります。
繁殖力が強く短期間で増えますが、薬剤が有効な為、的確に散布することで用意に駆除できます。
但し全滅させなければすぐにまた増えてしまいますので注意してください。

消毒を始めよう【アブラムシ・カイガラムシ退治】

有効薬剤:オルトラン,マラソン乳剤等

カイガラムシ

kaigara

出典元:ガーデニング初心者

大量につくことで盆栽が弱る原因になります。
殻が卵を薬剤から守るため、薬剤散布だけでは駆除は難しいです。
物理的に取り去るか、つぶすのが有効です。

消毒を始めよう【アブラムシ・カイガラムシ退治】

有効薬剤:マラソン乳剤等

ハダニ

hadani

出典元:ガーデニング初心者

松の葉につく事が多いダニです。大量発生すると葉の色が変色したり枯れることもあります。
薬剤に対する抵抗力がつきやすいので毎回同じ薬剤を使用するのではなくローテ-ションさせて
散布するようにすると良いです。おすすめは3種類のローテーションです

有効薬剤:コロマイト水溶剤等

毛虫

kemusi

出典元:ガーデニング初心者

葉を食料とし、数日の間に葉を食べ尽くされることもあります。
肌に触れるとかぶれたり腫れたりする種もいるので注意が必要です。
孵化直後は集団でいることが多いのでまとめて処分できる。成長したものは薬剤が効きにくいので
発見次第ピンセットなどで取り除き駆除するようにする。

有効薬剤:オルトラン等

カミキリムシ

kamikiri

出典元:ガーデニング初心者

盆栽の天敵です。見つけ次第、即駆除しましょう。
樹皮の中に産卵されると、孵化した幼虫が幹を食い進む為、
最悪水を吸い上げている箇所を切断され盆栽は枯れます。
特に真柏は水すい部分が細いので簡単に枯れてしまいます。
もし粉を吹いている部分があったら要注意です。周辺を彫刻刀等で削り幼虫を発見して下さい。
小さな穴を開けてみて粉が出てくるようであればそこは食べられています。食べられていない箇所を探し、
境目を見つけて下さい。

まだ盆栽の中いれば境目周辺にいることが多いです。

 

病気の例

うどんこ病

udonko

出典元:ガーデニング初心者

聞いたことのある方もいるかもしれません。
葉に白いカビが生え、症状が進むと葉が変形してしまいます。

 

煤(すす)病

susubyo

出典元:ガーデニング初心者

黒いカビが円形若しくは斑点状に発生する。
アブラムシなどの害虫のフンを栄養とし繁殖していることが多いため、
害虫の存在を疑う。煤病自体は薬剤散布で殺菌することができる。

 

褐斑(かっぱん)病

kappan

出典元:ガーデニング初心者

葉に褐色や灰褐色の斑点がでる病気。
湿度が高いと発病しやすいので風通しをよくし対策すると良い。

 

サビ病

sabibyo

出典元:ガーデニング初心者

別名赤星病
その名の通り、葉に赤い星のような形の斑点ができる。
発病するとその葉は元に戻らないので、切除し焼却する。
こちらも湿度が高いと発病しやすいので風通しをよくし対策すると良い。

薬剤は何を選べばよいか

一概に何が良いというのは言えないので、盆栽園で実際に使われている薬剤を紹介します。

殺菌剤

NISSO(日本曹達) トップジンM水和剤 250G

住友化学園芸 ダコニール1000 30ml

殺虫剤

住友化学園芸 マラソン 100ml

住友化学園芸 スミチオン乳剤 100ml

住友化学園芸 オルトランDX粒剤 200g

殺ダニ剤

エムシー緑化 コロマイト乳剤 30ml

ダニサラバ

ダニトロン

石灰硫黄合剤

石灰硫黄合剤 10L 10リットル 【農薬・殺虫殺菌剤】

1月~2月に使う殺菌・殺虫剤です。強力な為、休眠期にしか使えません。
管理人は殺虫・殺菌目的で使用したことはありませんが、盆栽屋さんでも1~2月に
散布するところもあります。ただし強力な薬剤の為、使い方を誤ると盆栽が枯れたり
傷んだりします。必ず使用方法を守って使って下さい。
また現在は小分けでの販売が禁止となり、サイズが10Lか18Lのみになっています。
その他消毒以外にも真柏や杜松のジン・シャリを白く化粧する際も使います。

 

※石灰硫黄合剤の使用法について簡単にまとめました。

 休眠期は石灰硫黄合剤で消毒!

 

実施時期は?

特に必要なのは春と夏ですが、冬場(12月~3月)を除き、毎月一回殺虫・殺菌消毒の実施をおすすめします。
毎月実施することで予防になると同時に、春夏でも通常と同じ消毒で済むようになります。
薬剤の使用方法を守り、散布するようにしましょう。薬剤の濃度を濃くしたからといって効果が上がる訳ではありません。
逆に薬害など盆栽を傷つけることになってしまうので気をつけて下さい。
特に新芽が出る季節の消毒は強すぎると新芽に影響がでてしまう為、濃くなり過ぎないよう注意して下さい。
また植え替え直後や追い込み後など樹が弱っている時は薄くするか実施は見送ったほうが良いかもしれません。

室入れ前には必ず消毒をしましょう。病気や虫害が出た際、他の盆栽に移る恐れがあります。

散布する際の注意点

マスクを着用する

ダニの薬剤など強い薬剤は人間にとっても影響が出る可能性があります。
必ずマスクを着用し吸い込まないよう注意して下さい。

 

盆栽が乾いていないか確認

盆栽が乾いている状態で薬剤を散布すると、効きすぎてしまい薬害が出る可能性があるので
必ず土が湿っている状態で行いましょう。その為直前の水やりはたっぷりとやりましょう。

 

風が強い日は避ける

薬剤が風に流されうまく散布できなかったり、人や動物が吸い込んでしまう可能があります。

 

雨の降らない日を選ぶ

せっかく薬剤を散布しても雨で流れてしまっては効果が薄れてしまいます。
天気予報等確認し雨の降らない日を選びましょう。

 

薬剤は葉を中心に表裏満遍なく散布する

薬剤は散布漏れがないよう葉の上からと下から行いましょう。
害虫は葉の裏にいることが多いので、しっかりとかかるよう散布しましょう。

 

洗濯物は取り込んでおくか夕方などに散布するようにする

薬剤が洗濯物等につかないように注意します。
広範囲に巻く場合、近所にも気を配り洗濯物を干していない時間帯が良いでしょう。